二子玉川

二子玉川は玉川高島屋S・Cを初めとした商業施設が建ち並んでいます。
都市の魅力と、多摩川を含め豊かな自然が共存していて、住みやすい街です。
元々は多摩川河川敷の宿場町が玉電の開通をきっかけに行楽地へと発展し、1969年には日本初の郊外型デパート誕生で商業地へと変貌を遂げた二子玉川。
2011年には大型商業施設である二子玉川ライズショッピングセンターが開業し、2015年に二子玉川ライズ第2期事業が開業し現在に至ります。

二子玉川古今東西

世田谷区の南西に位置し、北に緩やかな丘陵、南に多摩川があり、比較的緑が多く自然環境が残されています。そこに住宅地を中心とした街が形成されていますが、二子玉川の街は元々江戸時代にこの地に存在した渡し船「二子の渡し」により地域一体が栄えた事に始まり、後に世田谷随一の歓楽街、東京有数の行楽地へと変貌していったという歴史を持ちます。
現在では下北沢、三軒茶屋と並び世田谷区の「広域生活拠点」に位置づけられており、比較的豊かな自然環境をベースに住宅街及び商業地帯を発展させた区域として成長しています。
また、毎年10月に開催される「二子玉川花火大会」も、この地域では風物詩の一つとなっています。

二子玉川の名の由来

「二子玉川」の名は、かつて多摩川を挟んで川崎市側に存在した「二子村」と世田谷区側の「玉川村」に由来すると言われています。また、同地付近にあった「二子の渡し」にも深い関連があります。町名は当時同地にあった、二子塚古墳に因んで大井町線(現:東急大井町線)開業時に目黒蒲田電鉄が名付けました。

二子玉川の自然

二子玉川の周辺には多摩川とその河川敷、砧公園や等々力渓谷などの自然が比較的多く残っています。
コイやナマズといった淡水魚、鴨や白鷺といった鳥類の姿も見られ、緑地には運動場のほか整地されていない原っぱもあります。
特に河原にある兵庫島公園周辺にはそのような緑地が多くあります。
釣りも楽しめるので釣り人の姿もあり、自然と共に発展してきた地域です。

おすすめスポット

東急田園都市線二子玉川駅周辺には玉川髙島屋S・Cのほか、二子玉川ライズを始めとする再開発事業によりショッピングスポットが続々と登場しています。
一方で多摩川河川敷には緑豊かな水辺の風景が広がり、休日には散歩やバーベキューを楽しむ家族連れが多く見られます。
そんな二子玉川の魅力を紹介します。

二子玉川公園
二子玉川ライズのほど近く、地域住民の憩いの場

二子玉川の駅から徒歩10分ほどの二子玉川公園はライズショッピングモールの隣にある総面積6.3ヘクタールの広大な公園です。
眺望広場からは丹沢の山々や富士山を望むことができます。園内には本格的な日本庭園があり清らかな水の流れを楽しめます。
またこの公園のオススメスポットは園内に併設されたスターバックスコーヒー。
長めのよい丘の上の開放感抜群の店舗で、屋根から無造作に生える雑草がなんともいえない景観を作っています。雄大な多摩川の景色を眺めながらのコーヒーはまた、格別です。

五島美術館
国宝を所蔵する美術館

東京急行電鉄(東急)を創設した実業家五島慶太の美術コレクションを保存展示する五島美術館は、二子玉川駅から徒歩15分ほどの場所にあります。
国宝「源氏物語絵巻」を所蔵することで名高い美術館で、所蔵品は日本・東洋の古美術を中心に国宝5件、重要文化財50件を含む約5000件にのぼります。五島美術館では展覧会を年間6~7回、そのうち特別展を1~2回程度開催しており、展示品が展覧会毎に替わります。春と秋に開催する名品展では、五島美術館と大東急記念文庫のコレクションを見ることができます。美術のより深い鑑賞のために、展覧会毎に講演会やギャラリートークといったイベントをを随時開催しています。
国宝「源氏物語絵巻」は毎年春に、国宝「紫式部日記絵巻」は秋に、それぞれ1週間程度公開されているため、貴重な国宝を見たい方はオフィシャルサイト(www.gotoh-museum.or.jp)より展示スケジュールを確認するとよいでしょう。また隣にある富士見橋は現代的なライズショッピングモール越しの富士山を眺められる隠れたビュースポットです。

二子玉川商店街と柳小路
懐かしい味と風情溢れる町並み

玉川高島屋の裏手にある一角が柳小路と呼ばれています。
二子玉川は昔、旅館や料亭が立ち並ぶ風光明媚な玉川八景と呼ばれる土地でした。その町並みを再現した柳小路は、風情溢れる千年格子や風にそよぐ柳の街路樹が都内に居ることを忘れてしまうような感覚にさせてくれます。この一角には個性豊かなショップが点在しているため、ショッピングをしながら路地裏散歩を楽しむことができます。そして柳小路から続く二子玉川商店街には100件以上の加盟店がひしめいています。
二子玉川らしいおしゃれなカフェやショップの中には、昔ながらの趣ある商店が今も残っています。そのなかでも地域の人に愛され、知る人ぞ知るパン屋さんが藤屋です。昔懐かしいお店のドアを開けると店内には焼きたてのパンの香りが広がります。オススメはカレーパン、外観同様昔懐かしいパンは、期待を裏切らない味で、ほっこりとした気分にさせてくれます。
開発の進む近代的な駅前からは一味違う二子玉川の魅力にもぜひ、触れてみてください。

おもいはせの路
歴史を巡る散歩道

季節や時の流れとともに表情を変える、古代から現代までの様々な顔が見える路です。歴史におもいをはせる、ということから名付けられました。
貴重な文化遺産を有する九品仏浄真寺から始まるルート上には、御岳山古墳や玉川野毛町公園内の野毛大塚古墳など古代からの遺跡が点在し、宇佐神社や善養寺、行善寺などの歴史ある寺社や祠が多く存在しています。
また、23区唯一の渓谷である等々力渓谷や上野毛自然公園には、都会であることを忘れさせてくれる程の自然が残されています。
最後は現代的な高層ビルの立ち並ぶ二子玉川駅まで歩く、6.7キロメートルのコースです。