等々力はどんな街?
東急大井町線沿線の駅の特徴とされる「駅舎だけの駅」は、どこか懐かしい風情が漂う等々力駅。駅から数分の場所には、水と緑にあふれた「等々力渓谷公園」があり、世田谷区の中でも自然環境に恵まれたエリアであることが実感できるはずです。駅の南北に続く「等々力商店街」は駅と同様に懐かしさと落ち着いた雰囲気の良さを醸し出しており、多くの人々を温かく迎えてくれます。周辺は閑静な高級住宅街が広がるエリアですが、等々力商店街は懐かしく人情味のある雰囲気が特徴。コロッケとメンチカツが人気の「肉の吉野家」、100年以上の歴史を有する老舗の「サカエヤ洋品店」など、ついつい寄りたくなってしまう魅力的で個性豊かな商店が軒を連ねています。
等々力という地名の由来
世田谷区のホームページによると、等々力の地名は「音」に由来するとのこと。等々力渓谷が現在の渓谷の深さになるまでにはいくつかの段階がありました。滝ができ、崩壊し、再び滝ができ、また崩壊するというプロセスを幾度となく繰り返したそうです。その過程における崩壊の音が「轟(とどろ)く」ような音だったために、「トドロキ」という地名になったとのことです。
等々力駅周辺の魅力
等々力駅から6分ほど歩いたところにある等々力渓谷は、豊かな緑と澄んだ空気、そして川のせせらぎと鳥のさえずりがこだまする都会のオアシスともいえる場所です。東京23区内に残る唯一の渓谷であり、せたがや百景、新東京百景に選定されているだけでなく、東京都指定名勝として文化財指定されている貴重な癒しスポット。広大な森の異世界のような空間は都会にいることを忘れさせてくれるだけでなく、大きな癒しも与えてくれます。
等々力駅のおすすめグルメ
自然と触れ合える等々力の立地で楽しめるグルメをご紹介。「世田谷テーブル」は、隠れ家のような日本酒バル。和とモダンを感じる落ち着きのある空間で日本酒と創作イタリアンのペアリングが楽しめます。「OTTO (オット)」は、等々力渓谷沿いにあるカジュアルなイタリアンレストランです。ランチタイムは大きな窓から渓谷を見ながらお食事が可能。「上海菜館」は、地元から愛されるアットホームな町中華のお店。日替わりランチもあります。「三丁目五番地」は、海鮮料理を中心とした四季折々の季節メニューが楽しめる居酒屋。忘年会や新年会シーズンも活躍しそうです。「ブーランジェ ムラカミ」は、ボリュームたっぷりな総菜パンが楽しめるお店。パンだけでなく、おにぎりも売っているのが特徴。