「南麻布」──受け継がれる格と美意識

今回ご紹介するのは港区南麻布3丁目の限定一区画。
建築条件付き売地ではございませんので、お好きな工務店・ハウスメーカーでオーダーメイド住宅を建てられます。

本物件は、東京メトロ日比谷線「広尾」駅より徒歩10分という好立地。
恵比寿まで直通2分、渋谷まで11分、新宿まで16分と都心の主要ターミナル駅へのアクセスも良く、通勤・通学に大変便利。
都心というロケーションのメリットと交通利便性の高さを存分に享受できます。

港区には「元麻布」「麻布十番」「西麻布」など麻布を関する地名がありますが、いずれも高級住宅街や洗練されたイメージが想起される街で、南麻布もそのひとつ。
かつては仙台藩伊達家の下屋敷や岡城主南部家の屋敷があった場所で、戦後には多くの大使館が建てられました。

最寄り駅の広尾は都内屈指の人気エリアで「明治屋広尾ストアー」や「ナショナル麻布スーパーマーケット」などの高級スーパーがあり、国際色豊かな街としても知られます。
広尾駅から少し歩くと、緑豊かな公園であり、地域のランドマークとして知られる、有栖川宮の御用地に造られた「有栖川記念公園」があります。
緑と洗練された空気が見事なまでに融合した公園の雰囲気は有栖川記念公園ならではのものです。

東京メトロ南北線、都営地下鉄・大江戸線「麻布十番」駅も徒歩圏内ですので、買い物からグルメまで楽しめる「麻布十番商店街」も堪能できます。

そんな南麻布の閑静な住宅街にある本物件はゆとりある敷地が特長。
敷地を活かした3階建て3LDK+2台分ガレージ+ルーフバルコニーのプランなどいかがでしょうか。

1階は主寝室と充実した収納スペース。玄関に設置したシューズインクローゼットの他、9.6帖の主寝室にはウォークインクローゼットをご用意。

2階には33帖のLDK、吹き抜けがあるためより広く感じる空間に。水回りも集約されており動線にも配慮されております。

3階には7.5帖のベッドルームが2部屋。部屋の外にはカウンターを設置し、お子様の勉強スペースや、リモートワークにも活用可能。

その他に、地下1階・地上3階建て4SSSLDK+ホール+書庫+ガレージのプランなどもご用意しておりますがご希望に沿ったプランをご検討いただけます。

都心という利便性と落ち着いた住環境が手に入る南麻布で、理想の一軒建ててみませんか。

ランディックスでは、土地さがしの段階からプロの建築士が設計目線でアドバイスいたします。
ハウスメーカーや設計事務所のご紹介も承っておりますので、資金計画から間取りのご相談まで、安心してお任せください。

「南麻布」は港区の西部、東京メトロ日比谷線「広尾」駅の東側に広がる地域です。
「麻布」と名のつく地名はほかにもありますが、西麻布や麻布十番などの賑やかな街とは異なり、南麻布は静かな住宅街が広がるのが特徴です。

江戸時代には大名屋敷が置かれ、現在も残る「仙台坂」「南部坂」「北条坂」「青木坂」の名称は、当時の大名屋敷の藩名に由来しています。明治から大正にかけては宮家や華族の御用地となり、戦後は各国の大使館が建てられました。フランス、スイス、ドイツ、フィンランド、ノルウェーなど多くの国が南麻布に大使館を構えるのは、この街の歴史と深く関わっています。南麻布は大名屋敷からインターナショナルな街へと姿を変え、ハイレベルな住環境と利便性を兼ね備えた高級住宅街として認知されるようになりました。

この街の住環境を象徴するのが「有栖川宮記念公園」です。約6万7千㎡の広大な面積を誇るこの公園も、大名屋敷から宮家の御用地を経て、昭和初期に東京市（当時）に下賜され、公園として整備されました。園内には野球場やテニスコート、日本庭園があり、春は桜、秋は紅葉を楽しむことができます。都立中央図書館も併設され、静かに読書を楽しむこともできます。

また、広尾駅周辺には「広尾商店街」や老舗の「ナショナル麻布マーケット」、麻布十番駅周辺には「麻布十番商店街」があり、買い物から新旧のグルメまで楽しめる環境が整っています。車での移動も便利で、2駅3路線が利用可能な高い交通利便性も魅力です。

都会にありながらも豊かな自然と落ち着いた住環境を享受できる――立地・利便性・環境のいずれにおいても欠点の少ない街、それが南麻布といえるでしょう。

「麻布」という地名は、戦国時代まで遡ります。初めて文献に登場したのは、永禄2年（1559年）に作成された戦国大名・小田原北条氏の軍役賦課台帳『小田原衆所領役帳』で、当時は「阿佐布」と記されていました。

江戸時代に入ってからも、「麻布」の表記がすぐに定着したわけではなく、「安座部」「浅府」「浅生」「麻生」など、さまざまな表記が用いられていました。現在の「麻布」という表記が一般的に使われるようになったのは、明暦元年（1655年）頃と考えられています。

麻布の由来は、現在の元麻布周辺に住んでいた農民たちが、副業として麻の布を生産していたことにあるとされています。

1962年（昭和37年）の「住居表示に関する法律」の施行を受け、1966年（昭和41年）に麻布東町、麻布竹谷町、麻布新堀町、麻布富士見町、麻布盛岡町、麻布田島町、麻布広尾町の各全域と、麻布本村町・麻布新広尾町の一部を再編し、新たに「南麻布」という町名が誕生しました。南麻布という名称は、旧麻布区の南部に位置することに由来しています。