池尻大橋

東急田園都市線「渋谷駅」から1駅の池尻大橋駅。静かな街であり、公園巡りができるほど周囲に公園が多いことが特徴です。中でも首都高速道路「大橋ジャンクション」の屋上にある庭園「目黒天空庭園・オーパス夢ひろば」や、緑でいっぱいの「世田谷公園」、息抜きにぴったりの「東山公園」などが点在しており、お子様連れのファミリー層から支持されています。駅の東口から玉川通り沿いを渋谷方面へ向かうと目黒川に合流し、そのまま目黒川沿いを歩いていくと中目黒にアクセスできるほか、玉川通り沿いを二子玉川方面に向かうと三軒茶屋にアクセス出来るため、散歩コースとしても人気があります。

池尻大橋は実際に池尻大橋という橋があるわけでなく、世田谷区の「池尻」と目黒区の「大橋」にまたがっているため、それらを結び付けた名称となっています。「池尻」「大橋」それぞれの由来ですが、まず池尻は目黒川の支流であった北沢川と烏山川の合流地点に水が溜まることで池になり、川に落ちるという意味で「池尻」、大橋は目黒川の街道上に架かる橋の名称から「大橋」と名付けられました。

池尻大橋駅東口を出ると商店街が広がり、様々なお店が軒を連ねています。パンの聖地とも呼ばれる池尻大橋には様々なパン屋さんがありますが、中でも駅近で人気がある白い外装のパン屋さんが有名です。使う素材にこだわった個性的なパンに魅了される人が多く、いつもお店の外まで列ができています。また、人気のパン屋さんの近くにあるコーヒースタンドの店内では、リラックスできるムードのある音楽が流れる憩いの場所として知られ、ゆっくりとコーヒーを味わうことができます。

また、池尻大橋駅は静かな佇まいですが、どこか都会的な雰囲気も持ち合わせています。街に溶け込むおしゃれなカフェや小洒落た温泉など、お気に入りの場所を探せば探すほど奥が深い、魅力が詰まった街です。