緑と歴史の香る「桜」で新生活のスタートを

今回ご紹介するのは、東京都世田谷区桜2丁目の限定一区画。建築条件付き売地ではございませんので、お好きな工務店・ハウスメーカーでオーダーメイド住宅を建てられます。本物件は、東急世田谷線「宮の坂」駅より徒歩10分、「上町」駅より徒歩11分の場所に位置し、「三軒茶屋」駅へは直通13分、「渋谷」駅へは29分、「新宿」駅へは25分と、交通利便性の高い立地です。さらに、小田急線「経堂」駅も徒歩14分で利用可能。「経堂」駅からは「渋谷」へ18分、「新宿」へ15分と、目的地に応じて3駅の使い分けができる柔軟性も魅力です。

周辺には東京農業大学をはじめとする学校施設が点在しており、駅からも適度な距離にあるため、落ち着いた住環境が保たれています。第一種低層住居専用地域に位置する本物件は、整った街並みと空の広がりが感じられる、閑静な住宅街の一角にあります。

敷地は整形地で、開放感のある設計が可能。参考プランとして、2階建て3LDKの住まいはいかがでしょうか。車があると便利な地域性から、並列2台駐車のスペースを確保。1台分を自転車置き場や外部収納に活用することも可能です。1階には6帖の洋室を2部屋、2階には20帖超の明るく開放的なLDKを配置し、LDKとバルコニーをつなげば、日々の暮らしに自然や季節の移ろいを取り入れることができます。主寝室にはウォークインクローゼットを設け、生活動線と収納効率を高めた設計も可能です。

利便性と住環境が高い水準で調和した桜エリアで、理想の一邸を実現してみませんか。

ランディックスでは、土地探しの段階から一級建築士が設計目線でアドバイスいたします。ハウスメーカーや設計事務所のご紹介も承っておりますので、資金計画から間取りのご相談まで、安心してお任せください。

「桜」は世田谷区のほぼ中央、東急世田谷線「宮の坂」駅の南から西にかけて広がる、落ち着いた雰囲気の住宅地です。宮の坂周辺には、閑静な住宅街とともに由緒ある寺社仏閣が点在し、街全体に歴史の趣が感じられます。

駅の西側には、平安時代後期に創建されたとされ、「宮の坂八幡様」の名で親しまれる「世田谷八幡宮」があります。秋には境内の土俵で奉納相撲が行われる例祭も開催され、地域の風物詩となっています。また、東側には「招き猫」発祥の地として知られる「豪徳寺」があり、彦根藩主・井伊家の菩提寺としても知られるこの寺には、数多くの文化遺産が残されています。

このほかにも、1335年創建の「勝光院」や、住宅街の中に静かに佇む「満櫻稲荷神社」など、歴史ある寺社が点在し、近年では外国人観光客からも注目を集めています。

こうした歴史の面影とともに、桜エリアを語る上で欠かせないのが、住環境の豊かさです。東京ドーム約4個分の広さを誇る「馬事公苑」は、オリンピックの馬術競技会場として使用された実績もあり、緑豊かな公園として地域の象徴的存在となっています。

また、2005年には縄文時代中期（約5300～4500年前）の大規模集落跡「桜木遺跡」が発掘され、東西約400m、南北約220m、面積約80,000㎡に及ぶ複合遺跡であることが確認されました。このことからも、桜という街が、太古の昔から多くの人々にとって心地よい居住地であり続けてきたことがうかがえます。

緑の潤いと歴史の深みを感じながら、穏やかに暮らせる街――桜。
この地ならではの魅力を、ぜひ体感してみてください。

世田谷区によると、「桜」という地名は、かつて世田谷城内にあったとされる「御所桜」という由緒ある桜の木に由来するとされています。明治初期には「世田ヶ谷村」の小字「桜木」と呼ばれており、そこから現在の町名へと発展しました。

古くからこの地に根づいていた桜の木は、地域の人々にとって特別な存在だったのでしょう。
その名を冠した「桜」という地名には、地域の歴史と、季節の美しさを大切に受け継いでいこうという想いが込められているようにも感じられます。