中央区築地のマンション相場【2026年最新】
中央区築地マンション相場データ
集計期間:2026年1〜10月(成約 27 件) / 2026-10-20更新
平均成約価格:9,871万円(前年同期比+42.2%)
平均平米単価:191万円/㎡(坪単価630万円)
平均築年数:28年 / 中央区平均比 -16%
築地マンション相場サマリー
中央区築地の2026年1〜10月のマンション成約は27件で、平均成約価格は9871万円、平均平米単価は191万円/㎡(坪単価630万円)でした。成約価格は前年同期比で+42.2%と大きく伸びています。東京23区平均の137万円/㎡と比べると約1.4倍の水準で、都心の中でも高い価格帯にあることが分かります。
一方、中央区平均の成約価格11805万円に対して当エリアは約16%低くなっています。ただし、区平均の平米単価は194万円/㎡で、築地の191万円/㎡との差はわずかです。価格差の大半は単価ではなく、成約された物件の広さや築年数の違いから生じていると読み取れます。中央区の町村別平米単価ランキングでは29町中16位と、区内ではちょうど中位に位置します。
エージェントからのアドバイス
築地は築年数や広さで価格差が大きい街です。平米単価で比較すると、ご所有物件の位置づけが見えやすくなります。
築地のエリア特性と魅力
最寄り駅:築地駅(徒歩約4分・74棟)、新富町駅(徒歩約2分・14棟)、東銀座駅(徒歩約3分・8棟)
中央区内の平米単価順位:29町中 16位
築地は中央区の北東部に位置し、日比谷線の築地駅を最寄りとするマンションが最も多く、町内では74棟が徒歩約4分の圏内にあります。次いで新富町駅(徒歩約2分・14棟)、東銀座駅(徒歩約3分・8棟)を最寄りとする物件が続きます。複数の駅が徒歩圏に重なるため、銀座方面や東京駅方面へのアクセスを重視する購入者に選ばれやすい立地といえます。
2026年の平均築年数は28.0年で、中央区平均の18.7年よりも古い物件が多くなっています。築古の大規模マンションが成約に一定数含まれる一方、築5〜6年の新しい物件も並んでおり、新旧の物件が混在する街です。この築年数の幅が、後述する単価や成約価格のばらつきにつながっています。
築地マンション相場の推移(2021〜2026年)
| 年 | 築地平均成約価格 | 中央区平均成約価格 | 築地平均単価 | 中央区平均単価 |
|---|
| 2021年 | 5,413万円 | 6,940万円 | 106万円/㎡(350万円/坪) | 114万円/㎡(377万円/坪) |
| 2022年 | 6,521万円 | 7,647万円 | 125万円/㎡(413万円/坪) | 125万円/㎡(412万円/坪) |
| 2023年 | 7,466万円 | 8,292万円 | 137万円/㎡(452万円/坪) | 133万円/㎡(441万円/坪) |
| 2024年 | 7,514万円 | 9,856万円 | 140万円/㎡(462万円/坪) | 158万円/㎡(521万円/坪) |
| 2025年 | 6,663万円 | 10,887万円 | 145万円/㎡(479万円/坪) | 181万円/㎡(600万円/坪) |
| 2026年※ | 9,871万円 | 11,805万円 | 191万円/㎡(630万円/坪) | 194万円/㎡(642万円/坪) |
※2026年1〜10月までの途中集計
平米単価の推移を見ると、築地は2021年の106万円/㎡から2025年の145万円/㎡まで着実に上昇し、2026年は191万円/㎡へと大きく切り上がりました。注目したいのは中央区平均との差です。2023年には築地が137万円/㎡と区平均の133万円/㎡を上回っていましたが、2024年は140万円/㎡対158万円/㎡、2025年は145万円/㎡対181万円/㎡と差が開きました。それが2026年には191万円/㎡対194万円/㎡まで縮まり、区平均にほぼ追いついています。
2025年に差が開いた背景には、平均築年数の変化が影響している可能性があります。築年数は2023年の17.0年から2025年には32.0年へと伸びており、築古の物件の成約が増えたことで平均単価が押し下げられたと考えられます。2026年は築年数が28.0年に戻り、新しい物件の成約が増えたことで単価が回復したとみられます。また、2025年は成約価格が6663万円と前年より下がる一方で単価は上昇しており、狭い物件の成約が多かったことも示唆されます。成約価格だけでは相場の方向性を判断しにくい点には注意が必要です。
築地の間取り別相場
| 間取り | 築地平均成約価格 | 東京23区平均成約価格 | 成約件数 |
|---|
| ワンルーム | 2,570万円 | 3,153万円 | 17件 |
| 1LDK | 6,483万円 | 6,354万円 | 33件 |
| 2LDK | 12,604万円 | 9,455万円 | 31件 |
| 3LDK | 16,400万円 | 9,042万円 | 4件 |
参考:中央区全体の間取り別平均成約価格2024年以降の間取り別の平均売買価格を東京23区平均と比べると、築地で相対的に評価が高いのは広めの間取りです。2LDKは12604万円で23区平均9455万円を約3000万円上回り、3LDKも16400万円と23区平均9042万円の約1.8倍に達しています。ただし3LDKの成約は4件にとどまるため、参考値として見ていただくのが適切です。
1LDKは6483万円で23区平均6354万円とほぼ同水準です。ワンルームは2570万円と23区平均3153万円を下回っており、築古の小規模物件が多いことが背景にあるとみられます。ファミリー向けの2LDK以上で高い価格が付いている点が、築地の特徴です。
築地の築年数別の価格動向
| 築年数 | 築地平均平米単価 | 東京23区平均平米単価 | 成約件数 |
|---|
| 5年以内 | 217万円/㎡ | 185万円/㎡ | 9件 |
| 6-10年 | 198万円/㎡ | 160万円/㎡ | 13件 |
| 11-15年 | 205万円/㎡ | 149万円/㎡ | 9件 |
| 16-20年 | 204万円/㎡ | 135万円/㎡ | 12件 |
| 21-25年 | 171万円/㎡ | 123万円/㎡ | 11件 |
| 26-30年 | 163万円/㎡ | 111万円/㎡ | 5件 |
| 41年以上 | 98万円/㎡ | 87万円/㎡ | 40件 |
参考:中央区全体の築年数別平均平米単価築年数別の平米単価を見ると、築5年以内が217万円/㎡で最も高く、6〜10年が198万円/㎡、11〜15年が205万円/㎡、16〜20年が204万円/㎡と、築20年までは200万円/㎡前後を維持しています。築浅から築20年までで単価の差が小さいのは、築地の大きな特徴です。
すべての築年数帯で東京23区平均を上回っている点も注目に値します。築26〜30年でも163万円/㎡と23区平均の111万円/㎡を大きく超え、築41年以上でも98万円/㎡と23区平均87万円/㎡を上回っています。築古でも一定の価格が付きやすい一方で、築21年以降は単価が下がり始めるため、築年数が20年を超える前に売却を検討する意義はあります。
築地の人気マンションランキング

平米単価の上位を見ると、1位はプレミスト東銀座築地 Edge Court(築6年・304万円/㎡)、2位はアトラス築地(築5年・299万円/㎡)、3位はハウスコート築地(築21年・272万円/㎡)でした。上位は築5〜6年の築浅物件が中心ですが、3位のハウスコート築地は築21年でありながら高い単価を維持しています。
4位以降もパークホームズ築地グリーンサイド(築11年)、レフィール築地レジデンス(築19年)と築10年台の物件が並び、築年数が経過しても評価が落ちにくい物件が複数あることが分かります。築年数だけでなく、立地や管理状況が単価を左右していると考えられます。
築地の売出件数ランキングTOP20

直近3年の売出件数が最も多いのは築地永谷コーポラス(20件・築52年・総戸数478)で、次いでアトラス築地(13件・築5年・総戸数161)、モアクレスト築地(11件・築27年・総戸数84)と続きます。総戸数が多い物件ほど売出件数が増えるのは自然ですが、アトラス築地のように築浅で売出が多い物件もあります。
売出件数が多いマンションは、購入希望者の目に触れやすく流動性が高い一方で、同じ棟内で競合する売り物件が複数出ている可能性があります。同じ棟で売り出し中の住戸の価格や条件を把握したうえで、価格設定や売り出し時期を調整することが重要です。
築地の売却のベストタイミング
中央区 2023〜2025年の月別成約件数(区全体)中央区の2023〜2025年の月別成約件数を合計すると、最も多いのは3月の299件で、5月の269件、6月の255件、4月の252件と春から初夏にかけて活発です。反対に少ないのは12月の136件と8月の150件で、年末と夏季は動きが鈍くなる傾向があります。
売り出しから成約までは一般に2〜3か月かかるため、成約が集中する3〜5月に合わせるなら、前年の12月から1月ごろに売り出しを始めるのが一つの目安です。年明けから2月にかけて購入希望者が増えるタイミングで物件を掲載できれば、春の成約ピークに間に合いやすくなります。
売り出し時期については、成約が春に集中することを踏まえ、年末から年明けの準備開始が現実的な選択肢となります。夏季や年末は動きが鈍いため、その時期に売り出す場合は価格設定をより慎重に検討する必要があります。
物件の条件面では、築20年以内の物件は築地で単価が安定しているため、売却に有利な状況です。広めの2LDK・3LDKは23区平均を大きく上回る価格が付いており、ファミリー向け物件を所有している方は強気の価格設定も視野に入ります。直近は平米単価が191万円/㎡まで上昇し、区平均にほぼ並んでいることから、築20年を超える前の物件や広めの間取りは、いまが売却を検討しやすい局面といえます。
エージェントからのアドバイス
春の成約ピークに間に合わせるなら、年末〜年明けの売り出しが目安です。まずは早めに査定で相場を確認しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1: 中央区築地のマンション相場は上がっていますか?
上昇傾向にあります。築地の平米単価は2021年の106万円/㎡から2025年の145万円/㎡まで着実に上がり、2026年1〜10月は191万円/㎡と大きく伸びました。成約価格も前年同期比で+42.2%となっています。ただし成約価格は築年数や広さの影響を受けるため、相場の動きは平米単価で確認するのが適切です。
Q2: 築地でマンションを売却するベストなタイミングはいつですか?
成約件数が多い3〜5月に合わせて売り出すのが一つの目安です。中央区では3月の成約が最多で、12月と8月は少なくなります。成約までには2〜3か月かかるため、前年12月〜1月ごろに売り出しを始めると、春の成約ピークに間に合いやすくなります。
Q3: 築地の坪単価は東京23区と比べてどうですか?
築地の平均平米単価は191万円/㎡(坪単価630万円)で、東京23区平均の137万円/㎡(坪単価452万円)の約1.4倍です。中央区平均の194万円/㎡とはほぼ同水準で、区内では29町中16位に位置します。都心の中でも高い価格帯のエリアといえます。
Q4: 築地で高く売れるマンションの特徴は何ですか?
築20年以内で、広めの間取りの物件が高く売れやすい傾向です。築5年以内は217万円/㎡、築20年までは200万円/㎡前後を保っています。間取りでは2LDKが12604万円、3LDKが16400万円と23区平均を大きく上回ります。ランキング上位の物件のように、築浅で評価の高い物件は特に高い単価が付いています。
Q5: 築地のマンションを売却する際の注意点は?
同じ棟や近隣で売り出し中の物件が多いと、価格競争になりやすい点に注意が必要です。築地は売出件数の多いマンションが複数あります。また、築21年以降は単価が下がり始め、成約価格は広さによっても大きく変わるため、平米単価を基準に適正な価格を見極めることが大切です。売り出し時期も成約に影響するため、早めに査定を受けて計画を立てましょう。
まとめ
築地は、築年数や間取りによって評価が大きく分かれるエリアです。同じ築地でも、築浅の物件と築古の物件では単価に大きな開きがあり、広さによって成約価格も大きく変わります。ご所有のマンションの適正な価格を知るには、周辺の成約事例と照らし合わせた個別の分析が欠かせません。
この記事の数値は、ランディックスが独自に収集・蓄積した成約事例にもとづいています。築地でのマンション売却を少しでもお考えでしたら、まずは無料査定で現在の相場感をご確認ください。売り出し時期や価格設定についても、実績データをもとにご提案いたします。
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※本記事の相場データは、株式会社ランディックスが独自に収集・蓄積した中古マンションの成約事例(仲介・買取した取引を含む)をもとに集計・分析したものです。
平均値は成約事例の単純平均で、成約した物件の広さ・築年数の構成によって年ごとに変動します。当年は年途中までの集計です。市場状況により実際の取引価格は変動する場合があります。
最終更新日: 2026-10-20