中央区佃のマンション相場【2026年最新】
中央区佃マンション相場データ
集計期間:2026年1〜10月(成約 41 件) / 2026-10-20更新
平均成約価格:12,526万円(前年同期比+10.5%)
平均平米単価:177万円/㎡(坪単価586万円)
平均築年数:26.6年 / 中央区平均比 +6%
佃マンション相場サマリー
中央区佃の2026年1〜10月のマンション成約は41件で、平均成約価格は12526万円、平均平米単価は177万円/㎡(坪単価586万円)でした。成約価格は前年同期比で10.5%上昇しており、中央区平均の11805万円と比べると約6%高い水準です。
一方で平米単価に目を向けると、中央区平均の194万円/㎡を下回っており、中央区の町村別平米単価ランキングでは29町中20位に位置します。成約価格が区平均を上回りながら単価が下回るのは、広めの住戸の成約が多いことを示唆しています。なお、東京23区平均の137万円/㎡と比べると約3割高く、都心の中でも高水準のエリアといえます。年ごとの推移の詳細は後述します。
エージェントからのアドバイス
佃は成約価格が中央区平均を上回る一方、平米単価では下回ります。広めの住戸の成約が多い点を、価格設定の際に意識してみてください。
佃のエリア特性と魅力
最寄り駅:月島駅(徒歩約3分・45棟)
中央区内の平米単価順位:29町中 20位
佃は隅田川沿いに位置する中央区北東部のエリアで、最寄り駅は月島駅(徒歩約3分)とするマンションが45棟と最も多く見られます。駅近の物件が中心であり、駅距離が価格評価の前提として揃いやすいエリアといえます。川沿いに高層の大規模マンションが集まる一方、周辺には低層の住宅も混在し、区内の他エリアとは異なる景観を形成しています。
2026年の平均築年数は26.6年で、中央区平均の18.7年より約8年古い水準です。2021年には築20.5年だった平均築年数は、その後も20年前後で推移し、2025年に26.8年へと上がりました。区全体より成熟したマンションストックが多く、築年数を重ねた物件の評価が価格全体を左右する、成熟した市場と読み取れます。
佃マンション相場の推移(2021〜2026年)
| 年 | 佃平均成約価格 | 中央区平均成約価格 | 佃平均単価 | 中央区平均単価 |
|---|
| 2021年 | 7,530万円 | 6,940万円 | 112万円/㎡(369万円/坪) | 114万円/㎡(377万円/坪) |
| 2022年 | 7,838万円 | 7,647万円 | 119万円/㎡(392万円/坪) | 125万円/㎡(412万円/坪) |
| 2023年 | 9,108万円 | 8,292万円 | 136万円/㎡(451万円/坪) | 133万円/㎡(441万円/坪) |
| 2024年 | 9,202万円 | 9,856万円 | 146万円/㎡(483万円/坪) | 158万円/㎡(521万円/坪) |
| 2025年 | 11,171万円 | 10,887万円 | 164万円/㎡(542万円/坪) | 181万円/㎡(600万円/坪) |
| 2026年※ | 12,526万円 | 11,805万円 | 177万円/㎡(586万円/坪) | 194万円/㎡(642万円/坪) |
※2026年1〜10月までの途中集計
平米単価の推移を見ると、佃は2021年の112万円/㎡から2026年の177万円/㎡まで、5年余りで約1.6倍に上昇しています。2021年と2022年は区平均を下回っていたものの、2023年には136万円/㎡と区平均の133万円/㎡をわずかに上回りました。ところが2024年以降は区平均が158万円、181万円、194万円と加速し、佃は146万円、164万円、177万円と上昇しながらも差は広がっています。2026年時点の差は17万円/㎡です。
背景の一つとして、平均築年数の変化が考えられます。佃の平均築年数は2024年の20.8年から2025年に26.8年へ上がり、区平均の18.0年との開きが大きくなりました。築古の成約が増えると平均単価は伸びにくくなります。また、成約価格は区平均を上回りながら単価は下回っているため、広い住戸の成約が一定数含まれている可能性もあります。単価だけで見ても上昇基調は明確で、築年数が進んだ中でも価格が底堅く推移している点は注目に値します。
佃の間取り別相場
| 間取り | 佃平均成約価格 | 東京23区平均成約価格 | 成約件数 |
|---|
| ワンルーム | 3,823万円 | 3,153万円 | 7件 |
| 1LDK | 8,222万円 | 6,354万円 | 36件 |
| 2LDK | 11,659万円 | 9,455万円 | 50件 |
| 3LDK | 16,326万円 | 9,042万円 | 25件 |
| 4LDK | 21,263万円 | 8,880万円 | 4件 |
参考:中央区全体の間取り別平均成約価格2024年以降の間取り別平均売買価格を東京23区平均と比べると、佃はすべての間取りで上回っています。特に差が大きいのは3LDKで、佃が16326万円に対し23区平均は9042万円と、約1.8倍の水準です。4LDKも21263万円と23区平均8880万円を大きく上回りますが、件数は4件と少ないため参考値として見るのが適切です。
成約件数が多いのは2LDK(50件)と1LDK(36件)で、これらが佃の市場の中心です。2LDKは11659万円、1LDKは8222万円で、いずれも23区平均を2割から3割程度上回っています。ファミリー向けの広い住戸が相対的に高く評価されるのが、このエリアの特徴といえます。ワンルームも3823万円と23区平均3153万円を上回りますが、件数は7件にとどまります。
佃の築年数別の価格動向
| 築年数 | 佃平均平米単価 | 東京23区平均平米単価 | 成約件数 |
|---|
| 5年以内 | 169万円/㎡ | 185万円/㎡ | 10件 |
| 6-10年 | 196万円/㎡ | 160万円/㎡ | 7件 |
| 11-15年 | 160万円/㎡ | 149万円/㎡ | 9件 |
| 16-20年 | 155万円/㎡ | 135万円/㎡ | 23件 |
| 21-25年 | 163万円/㎡ | 123万円/㎡ | 32件 |
| 26-30年 | 196万円/㎡ | 111万円/㎡ | 29件 |
| 31-35年 | 150万円/㎡ | 91万円/㎡ | 24件 |
| 41年以上 | 76万円/㎡ | 87万円/㎡ | 12件 |
参考:中央区全体の築年数別平均平米単価2024年以降の築年数別平米単価では、26-30年が196万円/㎡と東京23区平均111万円/㎡を大きく上回り、築年数帯の中で最も高い水準でした。この帯の成約は29件あり、参考値とはいえない厚みがあります。6-10年も196万円/㎡と同水準で、築浅だけでなく築20年台後半の物件も強い評価を受けています。
築古でも23区平均を上回る帯が多く、31-35年でも150万円/㎡と23区平均91万円/㎡を約6割上回っています。築年数が進んでも資産価値が維持されやすいことがうかがえます。一方、41年以上は76万円/㎡と23区平均87万円/㎡を下回り、12件の成約があります。築40年を超えると評価が下がる傾向があるため、この帯の売却では価格設定を慎重に検討する必要があります。5年以内は169万円/㎡と、築6-10年の196万円/㎡を下回っています。
佃の人気マンションランキング

平米単価の上位には、ライオンズタワー月島(築21年、220万円/㎡)、リビオレゾン月島ステーションプレミア(築6年、213万円/㎡)、シティハウス月島駅前キャピタルコート(築15年、212万円/㎡)が並びます。上位8棟は築6年から築33年まで幅広く、築年数の新しさだけが単価を決めているわけではないことがわかります。
共通する特徴として、駅名を冠した物件が上位に多い点が挙げられます。月島駅との近さが物件名にも表れており、駅からの距離が単価を支える大きな要素と考えられます。築27年のセンチュリーパークタワーが209万円/㎡で5位に入っているように、大規模なタワー型で築年数が進んだ物件でも高単価を維持している例があります。
佃の売出件数ランキングTOP20

直近3年の売出件数が最も多いのはセンチュリーパークタワーで91件、次いでスカイライトタワーの47件、シティフロントタワーの43件です。総戸数が多い大規模マンションほど売出件数も多くなる傾向があります。
売主の立場では、売出件数が多い棟は買い手が比較検討しやすく流動性が高い反面、同じ棟内に競合する住戸が並びやすい点に注意が必要です。同一マンション内で売り出し時期が重なると、価格や条件で比較されます。同じ棟の成約事例や現在の売出状況を把握し、階数・向き・眺望などで差別化できる点を整理したうえで、価格設定と売り出し時期を検討することが大切です。
佃の売却のベストタイミング
中央区 2023〜2025年の月別成約件数(区全体)中央区の2023〜2025年の月別成約件数を合計すると、最も多いのは3月(299件)、次いで5月(269件)で、最も少ないのは12月(136件)、次いで8月(150件)でした。春先に成約が集中し、夏と年末に落ち込む傾向がはっきり出ています。
売り出しから成約までは一般に2〜3か月を要します。3月の成約ピークを狙う場合、前年12月から1月にかけて売り出しを開始するのが一つの目安になります。5月の成約を見込むなら2〜3月の売り出しが適しています。買い手の動きが活発になる時期に合わせて売り出しを逆算することで、内覧機会を取りこぼしにくくなります。
売り出し時期については、成約が集中する春に向けて冬のうちに準備を進めるのが基本線です。物件タイプでみると、2LDK・3LDKといったファミリー向けの間取りは23区平均を大きく上回る評価を受けており、売却に向いた条件といえます。築年数では26-30年や6-10年の物件が196万円/㎡と高い水準にあり、築20年台後半でも十分に売却の好機があります。
一方、築41年以上の物件は単価が76万円/㎡と23区平均を下回るため、売り出し前に類似事例を丁寧に確認することをお勧めします。区平均より成約価格が高いエリアである以上、住戸の条件による価格差も大きくなります。ご自身の住戸の間取りと築年数がどの帯に当たるかを確認し、売却時期を判断する材料にしてください。
エージェントからのアドバイス
春の成約ピークを狙うなら、前年12月から1月の売り出しが目安です。同じ棟の売出状況も確認しながら、時期を決めましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1: 中央区佃のマンション相場は上がっていますか?
上昇傾向にあります。佃の平均平米単価は2021年の112万円/㎡から2026年1〜10月には177万円/㎡まで、5年余りで約1.6倍になりました。2026年の平均成約価格も12526万円で、前年同期比で10.5%上昇しています。ただし、中央区平均の194万円/㎡には届いておらず、区内では中位から下位の単価水準です。
Q2: 佃でマンションを売却するベストなタイミングはいつですか?
成約件数が多い春が有力です。中央区の2023〜2025年の合計では、3月(299件)と5月(269件)が多く、12月と8月は少なめでした。売り出しから成約まで2〜3か月かかるため、3月の成約を目指すなら前年12月から1月に売り出しを始めるのが目安です。住戸の条件によっても最適な時期は異なるため、査定時に相談されることをお勧めします。
Q3: 佃の坪単価は東京23区と比べてどうですか?
佃は東京23区平均を大きく上回っています。2026年1〜10月の佃の平均坪単価は586万円で、東京23区平均の452万円と比べて約3割高い水準です。平米単価では177万円/㎡と、23区平均の137万円/㎡を約40万円上回っています。ただし、中央区平均の194万円/㎡と比べると低く、中央区の中では手が届きやすい価格帯といえます。
Q4: 佃で高く売れるマンションの特徴は何ですか?
築年数や間取りに加えて、駅との近さや棟の規模・ブランドが影響します。平米単価の上位には、月島駅に近い物件が複数入っています。築年数では26-30年と6-10年が196万円/㎡と高い評価を受けています。間取りでは2LDK・3LDKといったファミリー向けが23区平均を大きく上回ります。住戸の階数や向き、眺望も価格に影響します。
Q5: 佃のマンションを売却する際の注意点は?
同じ棟内で売り出しが重なる点に注意が必要です。佃は総戸数の多い大規模マンションが多く、センチュリーパークタワーは直近3年で91件の売出がありました。同一棟の住戸と比較されるため、価格設定や条件面の差別化が重要です。また、築41年以上の物件は平米単価が76万円/㎡と23区平均を下回るため、類似の成約事例を確認したうえで価格を検討してください。
まとめ
中央区佃のマンション市場は、平米単価が5年間で約1.6倍に上昇し、成約価格も区平均を上回る堅調な推移を示しています。今回の分析は、ランディックスが独自に収集・蓄積した成約事例にもとづいており、実際の取引に近い相場感をお伝えしています。
ただし、実際の売却価格は階数・向き・眺望・管理状況などで大きく変わります。まずは無料査定で、ご自身の住戸がこの相場の中でどの位置にあるかを確認してみてください。売り出しの時期や価格設定についても、ご状況に合わせて具体的にご提案いたします。
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※本記事の相場データは、株式会社ランディックスが独自に収集・蓄積した中古マンションの成約事例(仲介・買取した取引を含む)をもとに集計・分析したものです。
平均値は成約事例の単純平均で、成約した物件の広さ・築年数の構成によって年ごとに変動します。当年は年途中までの集計です。市場状況により実際の取引価格は変動する場合があります。
最終更新日: 2026-10-20