大田区多摩川のマンション相場【2026年最新】
大田区多摩川マンション相場データ
集計期間:2026年1〜10月(成約 13 件) / 2026-10-20更新
平均成約価格:4,542万円(前年同期比+23.7%)
平均平米単価:85万円/㎡(坪単価281万円)
平均築年数:30.9年 / 大田区平均比 -22%
多摩川マンション相場サマリー
大田区多摩川の2026年1〜10月の中古マンション成約は13件で、平均成約価格は4542万円、平均平米単価は85万円/㎡(坪単価281万円)でした。成約件数が13件と多くはないため、あくまで直近の傾向を示す参考値としてご覧ください。
比較対象の大田区平均は成約価格が5801万円、東京23区平均の平米単価は137万円/㎡です。当エリアの成約価格は大田区平均を22%下回っており、平米単価で見ても23区平均との間には50万円/㎡超の開きがあります。大田区内の町村別平米単価ランキングでは49町中35位と、区内では中位よりやや下に位置しています。
一方で、前年同期と比べると平均成約価格は23.7%上昇しており、足元では価格水準が切り上がっています。推移の詳細は後述します。
エージェントからのアドバイス
多摩川は築年数による単価差が大きいエリアです。築年数と管理状態を踏まえた同じ棟・近隣の成約事例で、価格を確認するのが近道です。
多摩川のエリア特性と魅力
最寄り駅:矢口渡駅(徒歩約6分・53棟)、多摩川駅(徒歩約4分・1棟)
大田区内の平米単価順位:49町中 35位
多摩川は、町内のマンションの最寄り駅として矢口渡駅(徒歩約6分)が圧倒的に多く、53棟が同駅を最寄りとしています。多摩川駅(徒歩約4分)を最寄りとするのは1棟にとどまり、エリアの住宅地としての性格は矢口渡駅利用者向けの色合いが強いといえます。位置としては大田区の南東部、多摩川に面した一帯にあたります。
平均築年数は30.9年で、築年数の古いストックが中心の街です。一方、人気ランキング上位には築9年〜20年前後の比較的新しい物件も並んでおり、古くからの住宅地に新しいマンションが少しずつ加わってきた構成が読み取れます。築古の大規模団地型マンションと、築浅〜築20年前後の中小規模マンションが混在している点が、このエリアの特徴です。
多摩川マンション相場の推移(2021〜2026年)
| 年 | 多摩川平均成約価格 | 大田区平均成約価格 | 多摩川平均単価 | 大田区平均単価 |
|---|
| 2021年 | 3,830万円 | 4,644万円 | 63万円/㎡(209万円/坪) | 74万円/㎡(244万円/坪) |
| 2022年 | 3,479万円 | 5,093万円 | 62万円/㎡(204万円/坪) | 80万円/㎡(266万円/坪) |
| 2023年 | 4,484万円 | 5,342万円 | 66万円/㎡(219万円/坪) | 84万円/㎡(278万円/坪) |
| 2024年 | 4,292万円 | 5,275万円 | 64万円/㎡(211万円/坪) | 84万円/㎡(279万円/坪) |
| 2025年 | 3,698万円 | 5,355万円 | 73万円/㎡(240万円/坪) | 90万円/㎡(298万円/坪) |
| 2026年※ | 4,542万円 | 5,801万円 | 85万円/㎡(281万円/坪) | 96万円/㎡(318万円/坪) |
※2026年1〜10月までの途中集計
当エリアの平米単価は、2021年の63万円/㎡から2022年62万円、2023年66万円、2024年64万円とほぼ横ばいで推移したのち、2025年に73万円、2026年(1〜10月)に85万円へと上昇しました。直近2年で約2割上がった計算です。同じ期間の大田区平均は74万円から96万円へ上昇しており、区全体も上昇基調ですが、当エリアとの差は2021年の11万円/㎡から、2023年は18万円、2024年は20万円と開いたあと、2025年に17万円、2026年は11万円へと縮まっています。
成約価格の動きは平米単価ほど素直ではありません。たとえば2022年は成約価格3479万円に対し平均築年数が38.3年と古く、2025年も成約価格3698万円で築35.5年でした。こうした年は築古で専有面積の小さい物件の成約が多く、価格が押し下げられた可能性があります。反対に2026年は成約価格4542万円で築30.9年と、やや築浅の物件が増えたことが価格を押し上げた一因と考えられます。市況を見る際は、成約価格だけでなく平米単価と築年数をあわせて確認することが大切です。
多摩川の間取り別相場
| 間取り | 多摩川平均成約価格 | 東京23区平均成約価格 | 成約件数 |
|---|
| 2LDK | 4,159万円 | 9,455万円 | 7件 |
| 3LDK | 4,965万円 | 9,042万円 | 17件 |
参考:大田区全体の間取り別平均成約価格2024年以降の間取り別平均売買価格は、2LDKが4159万円(7件)、3LDKが4965万円(17件)でした。東京23区平均はそれぞれ9455万円、9042万円で、当エリアは2LDKで約44%、3LDKで約45%の水準にとどまります。
価格差は大きいものの、取引の中心は3LDKで、ファミリー向けの広さが主に成約している点が特徴です。2LDKは7件と少ないため参考値ですが、23区平均との開きは3LDKとほぼ同程度で、間取りによる相対的な評価の差は小さいといえます。
多摩川の築年数別の価格動向
| 築年数 | 多摩川平均平米単価 | 東京23区平均平米単価 | 成約件数 |
|---|
| 16-20年 | 91万円/㎡ | 135万円/㎡ | 7件 |
| 21-25年 | 73万円/㎡ | 123万円/㎡ | 4件 |
| 26-30年 | 80万円/㎡ | 111万円/㎡ | 6件 |
| 41年以上 | 62万円/㎡ | 87万円/㎡ | 21件 |
参考:大田区全体の築年数別平均平米単価2024年以降の築年数別平米単価では、16〜20年が91万円/㎡(7件)で最も高く、26〜30年が80万円(6件)、21〜25年が73万円(4件)、41年以上が62万円(21件)という結果でした。件数が最も多いのは築41年以上の21件で、当エリアの流通の中心が築古物件であることがわかります。
いずれの築年数帯も東京23区平均を下回っていますが、築16〜20年帯の91万円は23区平均135万円の約67%、築41年以上の62万円は23区平均87万円の約71%と、築古側のほうが23区平均との差が相対的に小さい傾向です。なお21〜25年帯は4件と少なく、26〜30年帯より低い数値になっているのは件数の少なさの影響も考えられるため、参考値として見るのが妥当です。
多摩川の人気マンションランキング

平米単価の上位は、1位のブライズ多摩川(築9年・120万円/㎡)、2位のSINーCity多摩川(築19年・118万円/㎡)、3位のグランイーグル多摩川6(築14年・114万円/㎡)でした。上位3件はいずれも築20年未満で、築浅であるほど単価が高い傾向がはっきり出ています。
一方、7位の多摩川南パークハウス(築30年・91万円/㎡)や8位のフローレンスパレス多摩川(築29年・91万円/㎡)のように、築30年前後でも90万円/㎡台を維持する物件もあります。築年数だけでなく、管理状態や規模、立地条件が単価を左右していると考えられます。
多摩川の売出件数ランキングTOP20

直近3年の売出件数は、多摩川芙蓉ハイツ(15件・築43年・総戸数398)が最多で、次いで多摩川ビューハイツ(8件・築46年)、グランイーグル多摩川3(8件・築26年)が続きます。上位には総戸数の多い大規模な築古マンションが目立ちます。
売出が多いマンションは流通の厚みがあり、購入検討者の目にも触れやすい反面、同じ棟内で競合する売り物件が複数並ぶ可能性があります。同じマンションにお住まいの方が売却をお考えの場合は、売り出し時期や価格設定を慎重に検討することが重要です。
多摩川の売却のベストタイミング
大田区 2023〜2025年の月別成約件数(区全体)大田区の月別成約件数(2023〜2025年の合計)を見ると、最も多いのは3月(227件)、次いで4月(213件)で、最も少ないのは1月(149件)と8月(156件)でした。春先に需要が集中する傾向がはっきり出ています。
売り出しから成約までは一般に2〜3か月かかるため、3〜4月の成約ピークを狙うなら、前年12月〜年明け1月ごろに売り出しを始める計画が目安になります。秋にも9月(200件)・10月(196件)と小さな山があるため、夏の終わりから初秋に売り出しを開始する選択肢もあります。
売却のタイミングとしては、春の成約ピークに向けて年明けごろから売り出す流れが基本線です。そのうえで、物件の条件によって判断軸は変わります。築16〜20年帯は平米単価91万円/㎡と当エリアで最も高く、築浅に近い物件は相場の上昇局面でその恩恵を受けやすい位置にあります。
築古の物件は件数が多く、競合する売り物件も多くなりがちです。この場合は、近隣の成約事例を踏まえた価格設定と、内装や管理状況のアピールが重要になります。平米単価が直近2年で上昇し、大田区平均との差も縮まっている現在は、売却を前向きに検討する材料がそろっている時期といえます。
エージェントからのアドバイス
売出件数の多い棟は競合も増えます。春の成約ピークに間に合うよう、年明け前後から売り出せる準備を進めておくと安心です。
よくある質問(FAQ)
Q1: 大田区多摩川のマンション相場は上がっていますか?
はい、直近は上昇傾向です。2026年1〜10月の平均平米単価は85万円/㎡で、2024年の64万円/㎡、2025年の73万円/㎡から続けて上がっています。平均成約価格も前年同期比で23.7%上昇しました。ただし成約件数は13件と多くないため、動きは参考値として捉えてください。
Q2: 多摩川でマンションを売却するベストなタイミングはいつですか?
大田区全体の月別成約件数では、3月(227件)と4月(213件)が最も多くなっています。売り出しから成約までは一般に2〜3か月かかるため、年明けごろに売り出しを始めると春のピークに間に合いやすくなります。秋(9〜10月)にも小さな山があるため、夏の終わりに売り出す選択肢もあります。
Q3: 多摩川の坪単価は東京23区と比べてどうですか?
2026年1〜10月の当エリアの坪単価は281万円で、東京23区平均の452万円を大きく下回っています。平米単価では85万円/㎡と、23区平均の137万円/㎡の約6割の水準です。一方で、大田区平均(96万円/㎡)との差は縮まってきています。
Q4: 多摩川で高く売れるマンションの特徴は何ですか?
平米単価の上位は、ブライズ多摩川(築9年・120万円/㎡)など築浅〜築20年未満のマンションです。築年数が新しいほど単価が高い傾向があり、築16〜20年帯でも91万円/㎡と、当エリアで最も高い水準です。築30年前後でも90万円/㎡台を維持する物件があり、管理状態や規模も評価に影響すると考えられます。
Q5: 多摩川のマンションを売却する際の注意点は?
同じマンション内に売出が複数あると競合しやすいため、近隣・同棟の成約事例を確認して価格を決めることが大切です。たとえば多摩川芙蓉ハイツでは直近3年で15件の売出がありました。築古物件が多いエリアなので、築年数を踏まえた価格設定と、春の成約ピークに合わせた売り出し時期の調整もポイントです。
まとめ
大田区多摩川は、23区平均と比べると価格水準は控えめですが、直近の平米単価は85万円/㎡と上昇基調にあり、大田区平均との差も縮まってきました。成約が13件にとどまるため数値には幅がありますが、築年数や間取り、同じマンション内の売出状況によって適正価格は大きく変わります。
ここで示した数値は、ランディックスが独自に収集・蓄積した成約事例にもとづいています。お持ちのマンションの具体的な価格は、棟ごとの成約事例や現在の売出状況を踏まえて査定する必要があります。売却をご検討の際は、お気軽にご相談ください。
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※本記事の相場データは、株式会社ランディックスが独自に収集・蓄積した中古マンションの成約事例(仲介・買取した取引を含む)をもとに集計・分析したものです。
平均値は成約事例の単純平均で、成約した物件の広さ・築年数の構成によって年ごとに変動します。当年は年途中までの集計です。市場状況により実際の取引価格は変動する場合があります。
最終更新日: 2026-10-20