渋谷区広尾のマンション相場【2026年最新】
渋谷区広尾マンション相場データ
集計期間:2026年1〜10月(成約 42 件) / 2026-10-20更新
平均成約価格:18,735万円(前年同期比+1.2%)
平均平米単価:233万円/㎡(坪単価771万円)
平均築年数:26.1年 / 渋谷区平均比 +50%
広尾マンション相場サマリー
2026年1〜10月の広尾エリアの成約事例(42件)では、平均平米単価は233万円/㎡(坪単価771万円)、平均成約価格は18,735万円でした。平均成約価格は前年同期比で+1.2%と小幅な伸びにとどまっています。
渋谷区平均の成約価格12,479万円と比べると約50%高く、東京23区平均の平米単価137万円/㎡に対しても、広尾は100万円/㎡近く上回る水準です。渋谷区の町村別平米単価ランキングでは29町中9位に位置しています。なお、成約価格は物件の広さに左右されるため、市況の比較には平米単価を軸に見ていくのが適切です。
エージェントからのアドバイス
広尾は同じ町内でも、棟によって評価が大きく異なります。相場全体の数字だけでなく、ご所有の棟の直近の成約事例を見ることが、適正な価格設定の第一歩です。
広尾のエリア特性と魅力
最寄り駅:広尾駅(徒歩約7分・99棟)、恵比寿駅(徒歩約9分・40棟)、表参道駅(徒歩約13分・7棟)
渋谷区内の平米単価順位:29町中 9位
広尾は渋谷区の南東部に位置し、港区との区境に近いエリアです。町内のマンションの最寄り駅は広尾駅が最も多く(徒歩約7分・99棟)、次いで恵比寿駅(徒歩約9分・40棟)、表参道駅(徒歩約13分・7棟)の順となっています。広尾駅を最寄りとする棟が全体の半数以上を占める一方、恵比寿駅や表参道駅も利用圏内にあり、複数の駅を使い分けられる点が特徴です。
平均築年数は26.1年で、渋谷区平均の28.0年よりやや若い水準です。後述のランキングにも築40年超の大規模な既存マンションと、築10年前後の比較的新しいマンションが並んでおり、世代の異なる物件が同じ町内に共存する成熟したマンションエリアといえます。
広尾マンション相場の推移(2021〜2026年)
| 年 | 広尾平均成約価格 | 渋谷区平均成約価格 | 広尾平均単価 | 渋谷区平均単価 |
|---|
| 2021年 | 13,943万円 | 7,990万円 | 153万円/㎡(505万円/坪) | 127万円/㎡(420万円/坪) |
| 2022年 | 12,647万円 | 8,801万円 | 179万円/㎡(593万円/坪) | 144万円/㎡(476万円/坪) |
| 2023年 | 13,791万円 | 9,105万円 | 183万円/㎡(604万円/坪) | 150万円/㎡(496万円/坪) |
| 2024年 | 13,981万円 | 10,211万円 | 195万円/㎡(644万円/坪) | 170万円/㎡(563万円/坪) |
| 2025年 | 17,979万円 | 11,103万円 | 224万円/㎡(741万円/坪) | 183万円/㎡(605万円/坪) |
| 2026年※ | 18,735万円 | 12,479万円 | 233万円/㎡(771万円/坪) | 201万円/㎡(666万円/坪) |
※2026年1〜10月までの途中集計
平米単価の推移を見ると、広尾は2021年の153万円/㎡から2026年の233万円/㎡へと、5年間で約80万円/㎡上昇しました。特に2024年の195万円/㎡から2025年の224万円/㎡へと、1年で約29万円/㎡伸びた点が目立ちます。渋谷区平均との差も、2021年の26万円/㎡から2026年の32万円/㎡へと広がっており、区全体の上昇を上回るペースで評価が高まってきたことがわかります。
成約価格と平米単価の動きがそろわない年がある点にも注意が必要です。たとえば2022年は成約価格が12,647万円と前年より下がった一方、平米単価は179万円/㎡と上昇しています。同年は平均築年数が19.1年と若く、コンパクトな間取りの成約が多かった可能性が考えられます。2025年に成約価格が17,979万円まで伸びた背景には、単価の上昇に加えて、広めの間取りの成約が増えた影響もあると読み取れます。
広尾の間取り別相場
| 間取り | 広尾平均成約価格 | 東京23区平均成約価格 | 成約件数 |
|---|
| ワンルーム | 4,180万円 | 3,153万円 | 6件 |
| 1LDK | 13,347万円 | 6,354万円 | 33件 |
| 2LDK | 18,287万円 | 9,455万円 | 57件 |
| 3LDK | 24,874万円 | 9,042万円 | 26件 |
| 4LDK | 28,067万円 | 8,880万円 | 3件 |
参考:渋谷区全体の間取り別平均成約価格2024年以降の間取り別平均売買価格を東京23区平均と比べると、広尾はいずれの間取りでも大きく上回っています。差が特に大きいのは3LDKで、広尾24,874万円に対し23区平均は9,042万円と約2.8倍です。2LDKも18,287万円と23区平均9,455万円の約1.9倍、1LDKは13,347万円と約2.1倍の水準です。
このことから、広尾ではファミリー向けの広めの間取りに高い評価がつきやすいといえます。一方、ワンルームは4,180万円(6件)で、23区平均の3,153万円との差は他の間取りより小さくなっています。4LDKは28,067万円ですが3件のみの参考値のため、断定は避けるべきです。件数が多い2LDK(57件)と1LDK(33件)が、このエリアの相場形成の中心です。
広尾の築年数別の価格動向
| 築年数 | 広尾平均平米単価 | 東京23区平均平米単価 | 成約件数 |
|---|
| 5年以内 | 255万円/㎡ | 185万円/㎡ | 6件 |
| 6-10年 | 277万円/㎡ | 160万円/㎡ | 8件 |
| 11-15年 | 232万円/㎡ | 149万円/㎡ | 26件 |
| 16-20年 | 252万円/㎡ | 135万円/㎡ | 34件 |
| 21-25年 | 180万円/㎡ | 123万円/㎡ | 12件 |
| 26-30年 | 223万円/㎡ | 111万円/㎡ | 3件 |
| 31-35年 | 213万円/㎡ | 91万円/㎡ | 4件 |
| 36-40年 | 200万円/㎡ | 85万円/㎡ | 12件 |
| 41年以上 | 176万円/㎡ | 87万円/㎡ | 35件 |
参考:渋谷区全体の築年数別平均平米単価2024年以降の築年数別平米単価では、広尾は築年数を問わず東京23区平均を上回っています。築5年以内は255万円/㎡、築6〜10年は277万円/㎡と高く、築16〜20年も252万円/㎡と、築15年を超えても高い水準を維持しています。
注目すべきは築古物件で、築41年以上でも176万円/㎡と、23区平均の87万円/㎡の約2倍です。築36〜40年の200万円/㎡、築31〜35年の213万円/㎡と合わせて、築年数が進んでも単価の下がり方が緩やかです。築21〜25年は180万円/㎡と谷になっていますが、12件と件数が限られるため、物件ごとの個別要因の影響も受けていると考えられます。築26〜30年(3件)は参考値です。
広尾の人気マンションランキング

平米単価の上位には、ヴィークハウス広尾(築18年・377万円/㎡)、広尾ガーデンヒルズO棟(築42年・370万円/㎡)、サンウッド広尾(築6年・337万円/㎡)が並びます。
上位8件を見ると、築6年から築44年まで幅広く、築年数の浅さだけが高単価の条件ではないことがわかります。とくに広尾ガーデンヒルズの各棟が複数ランクインしており、築40年超でも320万円/㎡台を維持している点は特筆に値します。一方、築12年のザパークハウス広尾羽澤(325万円/㎡)のように、比較的新しい物件も同水準で評価されています。ブランド力や規模のある物件では、築年数による単価の下落が小さい傾向があります。
広尾の売出件数ランキングTOP20

直近3年の売出件数が多いのは、広尾ガーデンフォレスト(30件・総戸数674)、広尾マンション(28件・築56年)、オープンレジデンシア広尾ザ・ハウスサウスコート(25件・築7年)の3棟です。総戸数の多い棟は売り出しの件数も多くなりやすく、市場での取引が活発であることを示しています。
売主の立場では、取引が活発な棟は買い手の目に触れやすく流動性が高い反面、同じ棟内で競合する売り出しが重なりやすいという側面があります。同じ棟内の売出状況を事前に確認し、価格設定や売り出し時期をずらす工夫をすることで、競合の影響を抑えられる場合があります。
広尾の売却のベストタイミング
渋谷区 2023〜2025年の月別成約件数(区全体)渋谷区全体の2023〜2025年の月別成約件数を見ると、最も多いのは3月(199件)、次いで4月(176件)で、最も少ないのは12月(78件)、次いで1月(96件)です。春先に成約が集中し、年末年始は動きが鈍る傾向がはっきり出ています。
売り出しから成約までは一般に2〜3か月ほどかかるため、3〜4月の成約ピークを狙うなら、前年の12月から1月頃に売り出しを始めるのが一つの目安です。反対に、成約が少ない時期に売り出すと、内覧や交渉が動きにくい期間にかかる可能性があります。なお、6月(173件)や10月(166件)にも小さな山があり、秋売りも選択肢になります。
季節面では、成約が集まる春先に向けて前年冬から準備を始めるのが基本線です。そのうえで、広尾では築年数が経過した物件でも単価が大きく崩れにくく、3LDKや2LDKといった広めの間取りが特に高く評価されている点が、売却判断の軸になります。
平米単価は2021年以降おおむね右肩上がりで、2026年も233万円/㎡と高い水準にあります。築年数が進んだ物件や広めの間取りを所有している方にとっては、現在の評価水準を活かしやすい局面といえます。売却時期を決める際は、金利や経済環境の変化も見ながら、早めに現在の査定額を把握しておくことをおすすめします。
エージェントからのアドバイス
春の成約ピークを狙うなら、前年の12月から1月に売り出しを始めるのが目安です。準備期間も含め、早めにご相談いただくと選択肢が広がります。
よくある質問(FAQ)
Q1: 渋谷区広尾のマンション相場は上がっていますか?
広尾の平米単価は、2021年の153万円/㎡から2026年(1〜10月)の233万円/㎡まで、おおむね右肩上がりで推移しています。とくに2024年から2025年にかけては195万円/㎡から224万円/㎡へと大きく伸びました。2026年は233万円/㎡と、さらに上昇しています。ただし、直近の平均成約価格は前年同期比+1.2%と伸びが落ち着いており、上昇ペースは緩やかになっています。
Q2: 広尾でマンションを売却するベストなタイミングはいつですか?
渋谷区全体の月別成約件数を見ると、3月(199件)と4月(176件)が最も多く、12月(78件)と1月(96件)が最も少なくなっています。売り出しから成約までは一般に2〜3か月かかるため、春の成約ピークを狙う場合は前年12月から1月頃の売り出し開始が目安です。ただし、物件の状態や価格設定によって最適な時期は変わるため、個別にご相談いただくのが確実です。
Q3: 広尾の坪単価は東京23区と比べてどうですか?
広尾の平均平米単価は233万円/㎡(坪単価771万円)で、東京23区平均の137万円/㎡(坪単価452万円)を約70%上回っています。築年数別に見ても、築41年以上で176万円/㎡と23区平均87万円/㎡の約2倍など、築年数を問わず大きく上回っています。23区の中でも特に評価の高いエリアといえます。
Q4: 広尾で高く売れるマンションの特徴は何ですか?
データから見ると、まず3LDKや2LDKなど広めの間取りは、東京23区平均との価格差が特に大きく評価されています。また、築年数が経過しても単価が維持されやすく、広尾ガーデンヒルズのように築40年超で320万円/㎡台を保つ物件もあります。ブランド力や規模のある棟、そして築浅で駅徒歩の利便性が高い物件は、高単価がつきやすい傾向にあります。
Q5: 広尾のマンションを売却する際の注意点は?
広尾では同じ棟でも階数、向き、管理状態で評価が分かれるため、エリア平均だけで価格を判断しないことが大切です。また、大規模マンションでは同じ棟内で複数の売り出しが重なることがあり、競合状況の確認も必要です。売り出し開始時期は、成約が多い春先に合わせて前年冬から準備しておくと、有利に進めやすくなります。
まとめ
広尾は、平米単価233万円/㎡と東京23区平均を大きく上回り、築年数や間取りを問わず高い評価を受けているエリアです。本記事の数値は、ランディックスが独自に収集・蓄積した成約事例にもとづいています。
ただし、実際の売却価格は、棟ごとのブランド、階数、向き、管理状態によって大きく変わります。ご所有のマンションがどの水準で評価されるのかを知るには、同じ棟・近隣棟の最新の成約事例をもとにした査定が有効です。まずは無料査定で、現在の価値と売り出しに適した時期をご確認ください。
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※本記事の相場データは、株式会社ランディックスが独自に収集・蓄積した中古マンションの成約事例(仲介・買取した取引を含む)をもとに集計・分析したものです。
平均値は成約事例の単純平均で、成約した物件の広さ・築年数の構成によって年ごとに変動します。当年は年途中までの集計です。市場状況により実際の取引価格は変動する場合があります。
最終更新日: 2026-10-20