豊島区千早のマンション相場【2026年最新】
豊島区千早マンション相場データ
集計期間:2026年1〜10月(成約 10 件) / 2026-10-20更新
平均成約価格:6,604万円(前年同期比+31.9%)
平均平米単価:122万円/㎡(坪単価402万円)
平均築年数:23.2年 / 豊島区平均比 -18%
千早マンション相場サマリー
豊島区千早の2026年1〜10月のマンション成約は10件で、平均平米単価は122万円/㎡(坪単価402万円)、平均成約価格は6604万円でした。成約価格は前年同期比で+31.9%と大きく伸びています。ただし後述のとおり、成約価格は物件の広さや築年数の構成に左右されるため、市況の判断は平米単価で行うのが適切です。
比較対象の豊島区平均と並べると、成約価格は8011万円に対して当エリアは約18%低い水準です。東京23区平均の平米単価137万円/㎡と比べても、当エリアは15万円/㎡ほど下回ります。豊島区内の町村別平米単価ランキングでは19町中14位で、区内では比較的手の届きやすい価格帯に位置します。一方で、直近の推移をみると、この差は縮まる方向に動いています。
エージェントからのアドバイス
千早は要町駅・千川駅まで徒歩6分前後の物件が中心です。直近は単価が伸びていますが、築年数の構成が変わった影響もあるため、同じ築年帯の成約事例で比べるのが近道です。
千早のエリア特性と魅力
最寄り駅:要町駅(徒歩約6分・21棟)、千川駅(徒歩約6分・13棟)、椎名町駅(徒歩約7分・2棟)
豊島区内の平米単価順位:19町中 14位
千早は豊島区の西側に位置し、練馬区や板橋区方面に近いエリアです。町内のマンションの最寄り駅は要町駅(徒歩約6分・21棟)が最も多く、次いで千川駅(徒歩約6分・13棟)、椎名町駅(徒歩約7分・2棟)となっています。要町駅と千川駅の2駅で町内の大半の物件をカバーしており、いずれも徒歩6分前後という生活しやすい距離感が特徴です。
平均築年数は2026年の成約で23.2年です。2025年は32.2年と築古の成約が目立っていましたが、直近では築20年台前半の物件が中心となり、年ごとの顔ぶれの違いが大きい点が読み取れます。築浅から築40年クラスまで幅広い棟が混在しており、買い手の選択肢が多い成熟したマンションエリアといえます。
千早マンション相場の推移(2021〜2026年)
| 年 | 千早平均成約価格 | 豊島区平均成約価格 | 千早平均単価 | 豊島区平均単価 |
|---|
| 2021年 | 5,037万円 | 5,573万円 | 86万円/㎡(285万円/坪) | 98万円/㎡(322万円/坪) |
| 2022年 | 4,409万円 | 5,983万円 | 82万円/㎡(271万円/坪) | 107万円/㎡(352万円/坪) |
| 2023年 | 5,924万円 | 6,056万円 | 89万円/㎡(295万円/坪) | 106万円/㎡(352万円/坪) |
| 2024年 | 4,302万円 | 7,046万円 | 89万円/㎡(296万円/坪) | 118万円/㎡(391万円/坪) |
| 2025年 | 5,271万円 | 7,547万円 | 94万円/㎡(312万円/坪) | 129万円/㎡(427万円/坪) |
| 2026年※ | 6,604万円 | 8,011万円 | 122万円/㎡(402万円/坪) | 139万円/㎡(459万円/坪) |
※2026年1〜10月までの途中集計
当エリアの平米単価は2021年の86万円/㎡から、2022年に82万円/㎡へと一度調整したあと、2023年89万円、2024年89万円、2025年94万円と緩やかに上昇し、2026年は122万円/㎡まで切り上がりました。豊島区平均は同じ期間に98万円から139万円へ伸びており、当エリアとの差は2021年の12万円/㎡、2025年の35万円/㎡と開いたあと、2026年は17万円/㎡まで急速に縮まっています。2025年までは区平均に水をあけられていた当エリアが、直近で追い上げた形です。
ただし、2026年の急伸には注意が必要です。2026年は10件の途中集計であり、平均築年数も2025年の32.2年から23.2年へと約9年若返っています。築浅寄りの物件が多く成約したことが単価を押し上げた可能性があり、すべての物件が同じ率で値上がりしたとまでは言えません。一方、成約価格と単価の動きにも差があります。2024年は成約価格が4302万円と下がりつつ単価は89万円を維持しており、これは専有面積の小さい物件が多く成約したためと考えられます。価格だけでなく単価で見る重要性を示す例です。
千早の間取り別相場
| 間取り | 千早平均成約価格 | 東京23区平均成約価格 | 成約件数 |
|---|
| 1LDK | 4,331万円 | 6,354万円 | 4件 |
| 2LDK | 5,874万円 | 9,455万円 | 9件 |
| 3LDK | 6,988万円 | 9,042万円 | 4件 |
参考:豊島区全体の間取り別平均成約価格2024年以降の間取り別平均売買価格は、1LDKが4331万円(4件)、2LDKが5874万円(9件)、3LDKが6988万円(4件)でした。東京23区平均(1LDK 6354万円、2LDK 9455万円、3LDK 9042万円)と比べると、どの間取りも下回っています。差が小さいのは3LDKで、23区平均の約77%の水準です。これに対して2LDKは約62%、1LDKは約68%にとどまります。
このデータからは、ファミリー向けの3LDKが相対的に評価されやすいことがうかがえます。ただし3LDKと1LDKは各4件、2LDKも9件と件数が限られるため、あくまで参考値として捉え、個別の物件の広さや階数、築年数を含めて判断する必要があります。
千早の築年数別の価格動向
| 築年数 | 千早平均平米単価 | 東京23区平均平米単価 | 成約件数 |
|---|
| 21-25年 | 117万円/㎡ | 123万円/㎡ | 9件 |
| 26-30年 | 97万円/㎡ | 111万円/㎡ | 5件 |
| 31-35年 | 110万円/㎡ | 91万円/㎡ | 4件 |
| 36-40年 | 77万円/㎡ | 85万円/㎡ | 5件 |
参考:豊島区全体の築年数別平均平米単価2024年以降の築年数別平米単価を見ると、築21〜25年は117万円/㎡(9件)で、東京23区平均の123万円/㎡に近い水準です。築26〜30年は97万円/㎡(5件)と、23区平均111万円/㎡を下回りました。注目したいのは築31〜35年で、110万円/㎡(4件)と23区平均の91万円/㎡を上回っています。築36〜40年は77万円/㎡(5件)で、23区平均の85万円/㎡よりやや低めです。
築年数が上がるほど単価が下がる傾向が基本ですが、築31〜35年帯では当エリアが23区平均を超えており、築古でも立地や管理状態によって評価される例があります。いずれの帯も件数は4〜9件と少なく、傾向を読む際の参考値としてご覧ください。
千早の人気マンションランキング

平米単価の上位は、1位のクリオ要町壱番館(築22年・144万円/㎡)と2位のオープンレジデンシア千川フロント(築3年・144万円/㎡)が並び、3位は池袋西アムフラット(築29年・114万円/㎡)でした。上位2件は築22年と築3年で築年数は大きく異なるものの、いずれも144万円/㎡と当エリア平均の122万円/㎡を約20万円/㎡上回っています。
共通点としては、最寄り駅として町内で最も多い要町駅・千川駅に近い物件が上位に挙がっている点です。築浅は新しさ、築20年台前半は規模や管理面で評価されている可能性があります。3位以下は110万円/㎡前後に並んでおり、上位2棟との間に一段差があります。
千早の売出件数ランキングTOP20

直近3年の売出件数が最も多いのはカーサ要町(9件・築30年・総戸数40)で、クリオ要町壱番館(7件・築22年・総戸数83)、アクシルコート千早町(6件・築32年・総戸数30)が続きます。売出件数が多い棟は、それだけ購入希望者の目に触れる機会が多く、市場での流動性が高いといえます。
売主の立場では、同じ棟内で売り出し物件が複数並びやすいという側面もあります。たとえばアクシルコート千早町は総戸数30戸に対して6件の売出があり、競合する住戸の価格や階数、リフォーム状況との比較で買い手が判断することになります。売り出し価格の設定や販売開始時期を慎重に検討することが、早期成約につながります。
千早の売却のベストタイミング
豊島区 2023〜2025年の月別成約件数(区全体)豊島区の2023〜2025年の月別成約件数を合計すると、最も多いのは3月(161件)で、次いで7月(129件)です。反対に少ないのは8月(75件)と1月(91件)でした。春の新生活需要で3月に成約が集中し、夏のボーナス期を経た7月にも小さな山ができる傾向がうかがえます。
売り出しから成約までは一般に2〜3か月かかるため、3月の成約ピークを狙うなら、前年の12月から翌1月ごろに売り出しを始めるのが目安です。7月の山を狙う場合は4〜5月ごろの売り出しが考えられます。1月は成約件数が少ない月ですが、これは活動を始める月として捉え、春の需要期に間に合わせる準備期間とするのが現実的です。
季節性の面では、春の成約ピークに間に合うよう、年末から年明けにかけて売り出しを始める計画が現実的です。それに加えて、物件の築年数や間取りによって向き不向きが分かれます。当エリアでは築21〜25年帯の単価が117万円/㎡と23区平均に近く、築31〜35年帯も23区平均を上回っているため、この築年数帯の物件は比較的強気に検討しやすい状況です。
反対に築26〜30年帯や築36〜40年帯は23区平均を下回っており、近隣の成約事例を踏まえた現実的な価格設定が欠かせません。間取りでは3LDKが相対的に評価されやすい傾向があります。ご自身の物件がどの築年数帯・間取りに当たるかを確認し、類似物件の成約事例と見比べることが判断の軸になります。一般に市況は変動しますので、直近の動きを定期的に確認することをおすすめします。
エージェントからのアドバイス
春の成約ピークを狙うなら、12月〜1月の売り出し開始が目安です。年内に査定を済ませ、価格や販売戦略を固めておくと余裕をもって動けます。
よくある質問(FAQ)
Q1: 豊島区千早のマンション相場は上がっていますか?
当エリアの平米単価は、2021年の86万円/㎡から2022年に82万円/㎡へ調整したのち、2025年の94万円/㎡、2026年(1〜10月)の122万円/㎡へと上昇しています。ただし2026年は10件の途中集計で、平均築年数も32.2年から23.2年へ若返っており、築浅物件の成約が単価を押し上げた面があります。全体として上昇基調にありますが、物件の築年数や条件によって差があります。
Q2: 千早でマンションを売却するベストなタイミングはいつですか?
豊島区全体の成約は3月が最多(3年合計161件)で、7月(129件)にも山があります。売り出しから成約まで2〜3か月かかることを考えると、3月の成約を狙うなら12月〜1月、7月を狙うなら4〜5月ごろの売り出しが目安です。8月と1月は成約件数が少ない傾向ですが、1月は春に向けた準備期間として活用できます。
Q3: 千早の坪単価は東京23区と比べてどうですか?
2026年1〜10月の当エリアの坪単価は402万円で、東京23区平均の452万円(137万円/㎡)より約50万円低い水準です。平米単価では当エリアが122万円/㎡で、23区平均を約15万円/㎡下回ります。豊島区内の町村別平米単価ランキングでは19町中14位です。ただし区平均との差は直近で縮まっています。
Q4: 千早で高く売れるマンションの特徴は何ですか?
平米単価の上位は、クリオ要町壱番館(築22年・144万円/㎡)やオープンレジデンシア千川フロント(築3年・144万円/㎡)など、築浅から築20年台前半で、要町駅・千川駅に近い物件です。築年数帯では築21〜25年が117万円/㎡と23区平均に近く、築31〜35年も23区平均を上回っています。間取りでは3LDKが23区平均との差が比較的小さく、相対的に評価されやすい傾向です。件数が少ない帯もあるため参考値としてご覧ください。
Q5: 千早のマンションを売却する際の注意点は?
注意点は3つあります。第一に、成約価格は広さや築年数の違いに左右されるため、価格だけでなく平米単価で近隣の成約事例と比べることです。第二に、同じ棟内で売出物件が複数並ぶことがあり、アクシルコート千早町のように総戸数に対して売出件数が多い棟では、競合住戸との比較を踏まえた価格設定が必要です。第三に、売り出しから成約まで2〜3か月かかるため、狙う時期から逆算して準備を始めることです。
まとめ
豊島区千早の2026年の成約は、平米単価122万円/㎡と豊島区平均との差を縮める動きを見せました。ただし件数は10件の途中集計で、築年数の構成も年ごとに変わるため、数値は参考値として慎重に読み取る必要があります。ご自身の物件がどの水準に当たるかは、棟ごとの成約事例を個別に確認して初めて見えてきます。
ここで示した内容は、ランディックスが独自に収集・蓄積した成約事例にもとづいています。千早エリアの個別の物件の査定や、売り出し時期のご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
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※本記事の相場データは、株式会社ランディックスが独自に収集・蓄積した中古マンションの成約事例(仲介・買取した取引を含む)をもとに集計・分析したものです。
平均値は成約事例の単純平均で、成約した物件の広さ・築年数の構成によって年ごとに変動します。当年は年途中までの集計です。市場状況により実際の取引価格は変動する場合があります。
最終更新日: 2026-10-20