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千代田区のマンション相場【2026年最新】

最終更新:2026-10-20
千代田区マンション相場データ
集計期間:2026年1〜10月(成約 175 件) / 2026-10-20更新
平均成約価格:12,955万円(前年同期比+8.6%)
平均平米単価:222万円/㎡(坪単価734万円)
平均築年数:22.6年 / 東京23区平均比 +54%

千代田区マンション相場の概要

2026年1〜10月に成約した千代田区のマンション175件の平均平米単価は222万円/㎡(坪単価734万円)、平均成約価格は1億2955万円でした。東京23区平均の成約価格8420万円と比べると約54%高く、平米単価でも23区平均の137万円/㎡を大きく上回っています。成約価格は物件の広さの影響を受けやすいため、比較には平米単価のほうが適しています。
平米単価は区内の町によって大きく異なり、神田淡路町の372万円/㎡を筆頭に、富士見・六番町・四番町・一番町が続きます。千代田区は「区全体が高い」というより、町ごとに相場の水準が異なるエリアです。推移については、直近5年で平米単価が143万円/㎡から222万円/㎡へ上昇しており、この点は後段で詳しく見ていきます。
ランディックス不動産エージェント

エージェントからのアドバイス

千代田区は町ごとに相場が大きく異なります。区の平均ではなく、同じ町・同じ築年帯の成約事例で比べることが、適正な価格を見極める近道です。

千代田区のエリア特性

千代田区は東京の都心中央に位置し、北に神田・秋葉原方面、西に麹町・番町・九段方面、東に大手町・内神田方面と、性格の異なる複数の街で構成されています。ランキング上位に挙がる神田淡路町・内神田・神田駿河台・神田須田町は区の東側から北側にかけての神田エリア、六番町・四番町・一番町・麹町は区の西側の番町・麹町エリア、富士見・飯田橋は区の北西側にあたります。同じ千代田区でも、エリアによって購入層や物件の性格が変わる点が特徴です。
平均築年数は22.6年で、2021年の16.0年から6年ほどで6年以上上がりました。取引の中心が築浅から築20年超の物件へ広がり、成熟した市場になりつつあるといえます。一方で、築年数が進んでも単価が維持されやすい点は、後述の築年数別データからも読み取れます。

千代田区マンション相場の推移(2021〜2026年)

年千代田区平均成約価格東京23区平均成約価格千代田区平均単価東京23区平均単価
2021年8,230万円6,146万円143万円/㎡(472万円/坪)98万円/㎡(324万円/坪)
2022年8,510万円6,505万円149万円/㎡(492万円/坪)104万円/㎡(344万円/坪)
2023年9,332万円6,851万円159万円/㎡(525万円/坪)109万円/㎡(361万円/坪)
2024年9,639万円7,260万円174万円/㎡(575万円/坪)117万円/㎡(387万円/坪)
2025年12,005万円7,749万円209万円/㎡(690万円/坪)127万円/㎡(421万円/坪)
2026年※12,955万円8,420万円222万円/㎡(734万円/坪)137万円/㎡(452万円/坪)
※2026年1〜10月までの途中集計
千代田区の成約平米単価推移グラフ千代田区の成約坪単価推移グラフ
年別の平米単価は、2021年の143万円/㎡から2023年の159万円/㎡まで緩やかに上昇し、2024年に174万円/㎡、2025年に209万円/㎡と上昇ペースが加速しました。2025年は前年から35万円/㎡の上昇で、5年間で最も大きな伸びです。23区平均は98万円/㎡から137万円/㎡への上昇で、千代田区との差は2021年の45万円/㎡から2026年は85万円/㎡へ広がっています。千代田区の上昇は23区全体の上昇を上回るペースで進んでいます。
背景として、取引される物件の構成の変化が考えられます。千代田区の平均築年数は2024年の21.9年から2026年の22.6年とほぼ横ばいで、築年数の上昇が単価を押し上げた形ではありません。一方、2025年の成約価格は1億2005万円で、2024年の9639万円から約2400万円上昇しており、単価上昇と並んで広めの高額物件の成約も増えていた可能性があります。なお2026年は10月までの途中集計のため、年間確定値ではない点にご留意ください。

千代田区の間取り別相場

間取り千代田区平均成約価格東京23区平均成約価格成約件数
ワンルーム2,940万円3,153万円74件
1LDK8,636万円6,354万円184件
2LDK16,872万円9,455万円182件
3LDK21,514万円9,042万円73件
千代田区の間取り別の平均成約価格
2024年以降の間取り別平均売買価格を23区平均と比べると、差が大きいのはファミリー向けの間取りです。3LDKは千代田区が2億1514万円で23区平均の9042万円の約2.4倍、2LDKは1億6872万円で23区平均の9455万円の約1.8倍、1LDKは8636万円で約1.4倍となっています。専有面積の違いも影響しているため単純比較はできませんが、広い間取りほど千代田区ならではの価格水準が表れています。
一方、ワンルームは千代田区が2940万円で、23区平均の3153万円をむしろ下回ります。小規模な間取りでは区による価格差がほとんど出ず、千代田区の価格水準を支えているのは、2LDK以上のファミリー・富裕層向けの物件といえます。なお3LDKは73件と件数が限られるため、参考値として見ていただくのが適切です。

千代田区の築年数別の価格動向

築年数千代田区平均平米単価東京23区平均平米単価成約件数
5年以内242万円/㎡185万円/㎡54件
6-10年226万円/㎡160万円/㎡135件
11-15年244万円/㎡149万円/㎡102件
16-20年217万円/㎡135万円/㎡55件
21-25年221万円/㎡123万円/㎡88件
26-30年181万円/㎡111万円/㎡27件
36-40年139万円/㎡85万円/㎡13件
41年以上129万円/㎡87万円/㎡147件
千代田区の築年数別の平均平米単価
2024年以降の築年数別の平米単価を見ると、築5年以内が242万円/㎡、築11〜15年が244万円/㎡で、築浅から築15年程度までが高い水準です。注目すべきは、築21〜25年でも221万円/㎡と築6〜10年の226万円/㎡に近い水準を維持している点です。築年数が進んでも単価が大きく下がらないのは、立地の希少性が価格を支えている表れといえます。
築26〜30年は181万円/㎡、築36〜40年は139万円/㎡、築41年以上は129万円/㎡と、築年数が進むにつれて単価は下がりますが、いずれの区分でも23区平均を大きく上回ります。築41年以上でも129万円/㎡で、23区平均の87万円/㎡の約1.5倍です。築古の物件でも、立地の強さが価格の下支えになっています。なお築36〜40年は13件、築26〜30年は27件と件数が少ないため参考値とします。

千代田区エリア別マンション相場

順位エリア(町名)平均平米単価
1位神田淡路町372万円/㎡
2位富士見319万円/㎡
3位六番町300万円/㎡
4位四番町294万円/㎡
5位一番町283万円/㎡
6位麹町262万円/㎡
7位内神田259万円/㎡
8位神田駿河台242万円/㎡
9位飯田橋240万円/㎡
10位神田須田町233万円/㎡
11位神田多町231万円/㎡
12位外神田228万円/㎡
13位五番町221万円/㎡
14位九段南212万円/㎡
15位神田東松下町209万円/㎡
16位神田神保町205万円/㎡
17位神田錦町202万円/㎡
18位九段北195万円/㎡
19位三番町190万円/㎡
20位岩本町186万円/㎡
21位神田佐久間町183万円/㎡
22位平河町182万円/㎡
23位東神田165万円/㎡
24位二番町164万円/㎡
25位神田猿楽町149万円/㎡
直近3年の成約が10件以上の町を、最新年の平均平米単価順に掲載。リンクの無い町は成約が少なく個別ページを設けていません。
千代田区のマンション別平米単価ランキング
順位マンション名築年数平均平米単価
1位パークコート千代田富士見ザタワー12年523万円/㎡
2位パークコート一番町8年417万円/㎡
3位ブランズ六番町7年402万円/㎡
4位パルシオ五番町23年397万円/㎡
5位ザパークハウス千代田麹町9年396万円/㎡
6位パークハウス一番町15年392万円/㎡
7位パークコート千代田四番町4年376万円/㎡
8位クラッシィハウス大手町4年373万円/㎡
9位ワテラスタワーレジデンス13年372万円/㎡
10位ブランズ四番町12年369万円/㎡
11位アルビオ・ザ・タワー千代田飯田橋5年362万円/㎡
12位ブランズ千代田富士見2年361万円/㎡
13位THE CONOE一番町10年353万円/㎡
14位ザ千代田麹町タワー7年352万円/㎡
15位パークコート千代田駿河台ヒルトップレジデンス8年352万円/㎡
16位フォーシーズンズグランデ一番町25年351万円/㎡
17位プラウドタワー千代田富士見レジデンス12年342万円/㎡
18位パークコート四番町21年339万円/㎡
19位パークハウス三番町18年338万円/㎡
20位パレスビュー四番町17年335万円/㎡
平米単価の上位は、パークコート千代田富士見ザタワー(築12年、523万円/㎡)、パークコート一番町(築8年、417万円/㎡)、ブランズ六番町(築7年、402万円/㎡)の順です。上位3棟はいずれも築15年以内の物件ですが、4位のパルシオ五番町は築23年で397万円/㎡と、築年数が経過していても高単価を維持している点が目を引きます。
全体を見ると、番町・麹町エリアと富士見エリアの物件が上位を占めています。区全体の平米単価(222万円/㎡)と比べて上位の物件は約1.8倍から2.4倍の水準にあり、同じ千代田区でも物件による価格差が大きいことが分かります。ご自身の物件を評価する際は、区全体の平均ではなく、同じ町・同じ築年帯の事例と比べることが重要です。

千代田区の売出件数ランキングTOP20

千代田区のマンション別売出件数ランキングTOP20
直近3年の売出件数が最も多いのは、ワテラスタワーレジデンス(51件)、プラウドタワー千代田富士見(42件)、東京パークタワー(38件)の3棟です。いずれも総戸数が300戸を超える大規模物件で、売却の動きが活発なマンションです。
売却を検討する立場から見ると、売出件数の多い物件は取引事例が豊富で相場が把握しやすい反面、同じ棟内で競合する売り出しが重なりやすい面があります。同じ棟から複数の住戸が売りに出されている時期は、価格や条件で差がつきやすいため、競合住戸との違いを踏まえた価格設定が大切です。

千代田区の売却のベストタイミング

千代田区の月別マンション成約件数推移グラフ
千代田区 2023〜2025年の月別成約件数(区全体)
2023〜2025年の3年間の月別成約件数を見ると、最も多いのは6月の74件と2月の66件で、最も少ないのは1月の40件と8月の40件でした。年末の12月も61件と多く、春先と初夏、年末に成約が集まる傾向があります。
売り出しから成約までは一般に2〜3か月かかるため、成約が多い2月・6月に合わせるなら、逆算して11〜12月または3〜4月に売り出しを始めるのが一つの目安です。反対に、成約が少ない1月・8月は買い手の動きが鈍くなりやすいため、この時期に売り出しが重なる場合は、価格設定や販売戦略を丁寧に検討するとよいでしょう。
季節性の面では、成約が集まる2月・6月を見据えて売り出しの時期を逆算するのが基本です。それに加えて、物件の特性によって売却の向き不向きがあります。築20年超でも立地の評価が高く単価が維持されやすいこと、広めの間取り(2LDK・3LDK)の価格水準が23区と比べて特に高いことから、こうした物件は市場で評価されやすい状況にあります。
いまの市場が売却に向いているのは、築15年から25年程度で単価が比較的安定している物件、広めの間取りで千代田区の価格水準を活かしやすい物件です。一方、築40年を超える物件や、同じ棟で売り出しが重なっている物件は、価格設定や売り出しのタイミングを慎重に決める必要があります。千代田区は上昇基調が続いているため、売却時期を決める際には、直近の成約事例を踏まえて判断することをおすすめします。
ランディックス不動産エージェント

エージェントからのアドバイス

売り出しから成約まで2〜3か月かかるため、成約の多い2月・6月から逆算し、11〜12月か3〜4月の売り出しが一つの目安になります。ご事情に合わせて時期をご提案します。

よくある質問(FAQ)

Q1: 千代田区のマンション相場は上がっていますか?
はい、上昇傾向が続いています。千代田区の平均平米単価は2021年の143万円/㎡から2026年1〜10月は222万円/㎡へ上昇し、2026年の平均成約価格は前年同期比で+8.6%でした。特に2025年は前年から35万円/㎡と、5年間で最も大きく上昇しています。ただし2026年は10月までの途中集計のため、年間の最終的な数値は今後変わる可能性があります。
Q2: 千代田区でマンションを売却するベストなタイミングはいつですか?
成約件数が多いのは2月と6月で、2023〜2025年の3年間の合計ではそれぞれ66件、74件でした。売り出しから成約まで一般に2〜3か月かかるため、2月に成約したい場合は前年11〜12月、6月なら3〜4月頃の売り出し開始が一つの目安です。ただし最適な時期は物件の状況や売却の事情により異なるため、個別にご相談いただくのが確実です。
Q3: 千代田区の坪単価は東京23区平均と比べてどうですか?
千代田区の坪単価は734万円で、23区平均を大きく上回ります。平米単価で比べると、千代田区の222万円/㎡に対して23区平均は137万円/㎡で、約1.6倍の水準です。5年前の2021年は143万円/㎡と98万円/㎡で差は45万円/㎡でしたが、2026年は85万円/㎡に広がっています。
Q4: 千代田区で高く売れるエリア・マンションの特徴は何ですか?
町別の平米単価では、神田淡路町(372万円/㎡)、富士見(319万円/㎡)、六番町(300万円/㎡)、四番町(294万円/㎡)、一番町(283万円/㎡)が上位です。マンション別では、パークコート千代田富士見ザタワーが523万円/㎡で最も高く、パークコート一番町、ブランズ六番町が続きます。築年数だけでなく、町の立地や物件の性格が単価に大きく影響しています。
Q5: 千代田区のマンションを売却する際の注意点は?
まず、同じ町・同じ築年帯の成約事例をもとに価格を決めることが重要です。千代田区は町ごとの価格差が大きいため、区全体の平均だけで判断すると実態と乖離するおそれがあります。また、売出件数が多い大規模マンションでは、同じ棟内で売り出しが重なることがあるため、競合住戸の状況も確認しておくとよいでしょう。成約が少ない1月・8月に売り出しが重なる場合も、価格設定や販売戦略を丁寧に検討することをおすすめします。
まとめ
千代田区のマンション相場は、平米単価が2021年の143万円/㎡から2026年1〜10月は222万円/㎡へと大きく上昇しました。同じ区内でも、町や築年数、間取りによって価格水準が異なるため、ご自身の物件がどの位置にあるかを知ることが売却成功の第一歩です。本記事の数値は、ランディックスが独自に収集・蓄積した成約事例にもとづいています。
ランディックスでは、同じ町・同じ築年帯の成約事例を踏まえた個別の査定を行っています。「いまの相場でいくらくらいになるのか」「どの時期に売り出すのがよいか」など、お気軽にご相談ください。

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※本記事の相場データは、株式会社ランディックスが独自に収集・蓄積した中古マンションの成約事例(仲介・買取した取引を含む)をもとに集計・分析したものです。

平均値は成約事例の単純平均で、成約した物件の広さ・築年数の構成によって年ごとに変動します。当年は年途中までの集計です。市場状況により実際の取引価格は変動する場合があります。

最終更新日: 2026-10-20

加藤誉幸

監修者

加藤誉幸

株式会社ランディックス マンション事業部 / 宅地建物取引士